[]乳児・幼児に対するBLS(Basic Life Support:一次救命処置)講習会

昨日は茅場町にて、
乳児・幼児に対するBLS(Basic Life Support:一次救命処置)の講習会があった。
リードインストラクターは、
僕がコンサルを務めているNPO法人 救急医療の質向上協議会の代表理事
池上 敬一先生(独協医科大学越谷病院救命救急センター)
他にインストラクターとして、
救命士さん(男性)と看護士さん(女性)が一人ずつ。

講習会の提供先は、
病児保育のNPO法人 フローレンスさん。
病児保育というものを扱うにあたり、
BLSをマスターしていないといけないのではないか?と、
フローレンスの方が考え、
今回の講習会へと話が繋がったようです。

講習の内容は、
BLSの乳児・幼児に関する個所で、
アメリカ心臓協会ガイドライン2005に準拠したものとなっています。
具体的には、
・幼児(1〜8才)のCPR(心肺蘇生)
・幼児の気道異物
・乳児(1才未満)のCPR
・乳児の気道異物
というシチュエーションにおける対処を、
シミュレーション教育を通じて学んで頂くというもの。

事故が発生
意識確認を行ったが返事がない
誰かがいれば、その人に119番通報依頼
誰もいなければ自分ひとりでCPR開始
気道確保
人工呼吸
循環の確認(呼吸・咳・身体の動き:全部なければ心停止)
心臓マッサージ

シチュエーションに応じたシミュレーションを繰り返し行う事で、
状況に適した判断と対処が学習されるようになっています。

僕はコンサルとして視察で伺い、
お手伝いでカメラマンをしてました。
カメラマンという観察者の視点で、
講習会をずっと観ていましたが、
とても素晴らしいものだなと感じました。
熱心に身体全体を使って処置方法を伝えるインストラクター
インストラクターに応えるように、
熱心に処置方法を享受していく参加者の方々
良いものを拝見させて頂きました。

少しでも僕が素晴らしいと感じた情景が、
写真越しにでも伝わればと考え写真を撮っていましたが、
難しいものですね。
ノウハウのあるカメラマンさんにお願いするか、
もっと自分でカメラの事を勉強しなければ。
伝えたい事を伝える。
難しい事です。

関連リンク:

NPO法人 救急医療の質向上協議会
http://www.cats-npo.net/

NPO法人 フローレンス
http://www.florence.or.jp/

Days like thankful monologue: 【業務日誌】AEDを知ろう
http://komazaki.seesaa.net/article/16791159.html