グランクリュとマリアージュ

 昨日は月一の愉しみにしているワイン会でした。

 今回のワインは、
BourgogneのCote de Nuits出身で、
1998年生まれのこちらの方々。

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1.Chassagne Montrachet [Etienne Sauzet]
2.Bienvenue Batard Montrachet [Ramonet]
3.Nuits St Georges aux Murgers [Meo Camuzet]
4.Nuits St Georges [Emmanuel Rouget]
5.Vosne Romanee [Meo Camuzet]
6.Vosne Romanee [Emmanuel Rouget]
7.Bonne Mares [Dujac]
8.Bonne mares [Georges Roumier]

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 1998年はブドウの選別にお金がかかった年らしく、
熟成のわからない難しい年のようです。

 特に私が素晴らしいと思ったのが、
2の「Bienvenue Batard Montrachet [Ramonet]」。
 こちらがまぁ見事に時間と共に色々な顔を見せてくれました。
 最初は太陽の光を一杯吸った香ばしいトウモロコシ。
 30分〜一時間程度過ぎてみると、蜜のような甘さを醸し出し始め。
 2〜3時間が経過した段階では、パインアップルのようなフルーティーな香りを発していました。
 素晴らし過ぎる。流石、グランクリュ

 出てきたお料理もとても美味しくて、
いわしのパスタと、豚トロと水菜を使ったお料理が出ていたのですが、
気になったのは後者の豚トロ。
 キャベツ、ベーコン、鷹の爪を炒めたものを中心に置き、
上に豚トロと水菜が盛ってあったのですが、
とても勉強になりました。
 豚トロに付いた炒め物の香りが非常に良いアクセントになっていて、
豚トロ+水菜で食べても美味しいし、
豚トロ+炒め物で食べても美味しい、
それぞれ個別に食べても美味しいと、
遊び心もある素晴らしいお料理でした。
 料理とワインのマリアージュという言葉がありますが、
料理の具材同士のマリアージュというのも愉しいものですよね。


 とまぁそんなこんなで、
とても有意義な時間を過ごす事ができました。
 前回、地名、畑、作り手の知識があまり自分の中に無い事を実感していたので、
今回はより深くワインを愉しむ為に、
テキストを買ってさらっと読んでおきました。
 まだまだ知らない事は多いですが、
面白い方向性を選んでいるようです。
 次回までにAOC辺りをじっくり勉強しておこうかな。
 愉しみの幅を広げる為の努力は惜しみません。