語りの会とライブと呑み三昧

19日 土曜日
この日は午後から晩まで遊びの予定が入っていた。
まず伺ったのが代官山。
知人からの紹介で、
代官山で催される「語りの会」という催し物を拝見することになっていたので、
その前に参加メンバーと和食のお店でランチを頂く。
ひつまぶし美味い。

語りの会は詳細を把握していなかったのだが、
中身は役者をしている女性が、
京都の夜桜をテーマとした本の語りをするという内容だった。
場所はアートギャラリー。
語りが始まると気になる部分が多くて、
話が頭に入ってこない。
頭を切り替え、
何が気になって語りに意識を集中できないのかを、
分析していました。
気になったのはこんな点。

・空調の音がうるさい
・ライトの輝度が高すぎる
・ライトの切り替えが速すぎる
・ディスプレイに映された背景の切り替えが速すぎる
・役者の顔に投影された背景が気になる
トークが長い

一応、アンケートにも上記のような点を書いておきました。
語りの表現力はある程度のものだったので、
邪魔なものが少なくなれば良くなると思うんですよね。
目と耳から入る情報の整理がまず先に必要だと思いました。
色んな舞台を見ていたら自然と気付くであろう部分が欠けていたのが残念。
100点満点で40点といった感じでしょうか。
表現35/50点、演出5/50点

知人がその役者さんの面倒を見ているらしく、
僕の企画で何か催し物をする際に、
どうだろう?という話も出ていたのですが・・・。
今回は役者の方が1人で演出面もプロデュースしていたようなので、
僕が絡んだ時点でアートディレクター+演出家を投入します。
とお答えしておきました。
役者さん自体が伝えたいことは色々とあるようなんですがね。
まだ20代後半と若い方だったので、
これから良い出会いを沢山して、
色々なものを吸収したら自然と人に何かを伝える力は身に付くのではないかな。



晩からは新宿のキャバレー跡地で、
ライブがありました。
結果から書くとこちらも曲者でした。
ターゲットがずれてるんですよね。
演奏しているバンドの多くは、
HIPHOP、ゆずのコピーバンドなど、
20代近辺をターゲットとしたもの。
お客さんの殆どは40〜70代・・・。
お客さんの拍手がパラパラと鳴っていて、
何だか演奏している人達が可哀想になりました。

そんな中、他の方達とは色の違う方達がいらっしゃいました。
寺内タケシさんの一番弟子/宮川脩吾さん。
エレキサウンドをベースに、
50年代60年代のポップスを演奏されている方だったのですが・・・。
素晴らしい。
それまで聞いていた演奏に荒削りなところが多かったのもあり、
聞き易く空間を愉しみ易い素晴らしいものでした。
このバンドに救われて首の皮一枚で繋がったような。

ちなみにこの企画。
イベント運営会社がやってるんですよね・・・。
いかがなものか。


その後はゴールデン街に移り飲み。
語りの会、ライブの感想をそれぞれが話したところ、
やはりみんな同じような捉え方をしていたようでした。
途中から語りの会の夜の部に参加していた方が合流し、
余程ストレスが溜まっていたのかキレまくり(笑)
舌の肥えている方が集まっていたので、
評価は若干厳しめだったようです。

ゴールデン街飲み解散後は、
残った僕と知人で新宿三丁目のBARに伺いました。
ママと知人と3人で色々と濃い話をしていたのですけど、
ほんと楽しかったな。
恋愛、結婚、SEX、同性愛。
それぞれの価値観があって、
その中には共通する点もあり、
単純に話が楽しかった。

新宿三丁目の後は二丁目。
ゲームBARに伺って、
ゲゲゲの鬼太郎(ファミコン)」をやりながら、
お酒を飲んでました。
緑色のカセットがなつかしい。
ゲームボーイのアタッチメント アドファミでやっていたのですが、
相変わらず難しい。
何が難しいってカセットの接続が悪くて、
1面のプレイ中に接続不良起こして強制終了しちゃうんですよね(笑)
そんなところも相変わらず。

いやぁ。
考えさせられることが多々あり、
面白い一日でした。