パーティと出版UD研究会(漢点字)

8月下旬のできごと。

・某ビール会社絡みのパーティへ出席
某ビール会社の名誉顧問の方主催のパーティへ出席した。
ビール会社本社ビルからの眺めは格別で、
権力の象徴のように感じる。
パーティについては残念ながら面白味は感じられなかった。
定石は崩される。
同じ定石を使い続ける者が廃れるのもまた定石。
老いを知るという点では良い経験となった。


・六本木でパーティ
六本木のとあるホテルを使ってパーティをした。
ある程度仕事のできる人間が集まって、
企画しただけあり面白いパーティとなった。
参加人数は60名強。
様々な職業、価値観を持った方々が集まっていたので、
生産性の面でも参加者に得るものがあったのではないだろうか。


・出版UD研究会 漢点字
今回の出版UD研究会では、
色々と考えさせられることがあった。
リテラシー格差。
僕が重く捉えたのはこの部分。
この場合の差は、
障害者と健常者のリテラシーの差を指す。

今回のゲストスピーカーは視覚障害者であり、
初めて視覚障害者の方の講義を聞く機会に恵まれた。
その場でまず感じたのが情報解読の困難さ。
まるでLDにでもなったかのような気分だった。
僕と同じ感覚の方が多かったようで、
多数の方からその部分に対する指摘があった。

人それぞれといってしまえばそれまでだが、
世の中では似たようなシチュエーションが、
多く発生しているのではないかと思った。
それは健常者と比べ、
情報収集機能を有する器官(目、耳など)に障害を持つ人は、
情報取得量が圧倒的に少ないから。
人は模倣によりものを学ぶ生き物なので、
インプットが減るとアウトプットも減り、
結果として情報を形式化する機会が、
減ってしまっているのではないか?
というのが僕の推論。

障害者と健常者のリテラシーの補完、
インプット、アウトプットの機会増加などなど。
考える必要があることはまだまだ多いようです。