大人の笑いの時間

今日は六本木某所で、
知人が主催しているお笑いの会に参加してきました。
テーマは「大人の笑いの時間」。
フリーパーというベテランコンビと、
オテンキという新人トリオのコントを拝見させて頂きました。

考えてみるとお笑いライブを見るのは初めてだったので、
とても新鮮でした。

最初にベテランコンビがコントを披露した際は、
盛り上がりに欠けていました。
そこに若さというパワーを持った新人トリオのコントが挟まり、
空気を暖める。
〆はまたベテランコンビによるコントだったんですが、
今度は空気が温まっているため笑いが起こし易く、
心地良いサイクルでコントを展開していました。

生で見てみると面白いものですね。
使い古された定石の中にも良さはあり、
新人の定石にも荒削りながら宝石の原石のような輝きが感じられました。

その後は一応会食の時間が設けられていたのですが、
手早く夕飯を済ませて帰路に着きました。
最近思うんですよね。
時の流れにも旬というものがあって、
愉しい時に愉しみ切っておかないと、
愉しくなくなってしまう。

以前、ワイン会でワインを飲んでいる時に、
白が時間をかけて開かせたら開かせただけ味が変化するのに味を覚え、
ワンパターンで赤にも同じ方法を用いていたら、
美味しくなくなってしまったことがあったんですよね。
誰にでも経験があると思うのですが、
温かい時は美味しかったのに、
冷めて美味しくなくなってしまった。
これって結構辛いですよね。
一番美味しい時に食べてあげられなかった・・・。
とちょっぴり切なくなる時もありますし。

価値観は人それぞれですけどね。
特に人が集まる場ではマジョリティによる拘束って結構多くて、
うんざりすることが多い。
人に合わせて動いていて、
結果、物事が愉しめないで終わってしまった経験は、
誰にでもあるんではないかと思う。
けどその場その時で頭に浮かんだ答えが、
自分の答えだと思うんですよね。
その答えがたとえマイノリティだったとしても。
みんながみんな同じ動きしていたら、
それこそつまらないし。

あぁ・・・。
また色々と連想して駄文を書き連ねてしまった。
マジョリティとマイノリティって言葉を使いたかっただけなんですけどね(笑)