社交パーティ

昨日はホテルオークラのアスコットホールで、
社交パーティが催されました。

ドレスコードがブラックタイということで、
初タキシード。

パーティがどんなものかというと、
パーティに参加した人がこの人面白い。と思った人を連れてきて、
成り立っているようです。
結構、アバウト。


オークラに着くなり、
タキシード姿の男性、ドレス姿の女性が多く目に付き、
正に社交の場。
黒柳さんが着てそうなドレスを着てる人、
背中が綺麗に空いているドレスを着ている人、
胸の部分がへそくらいまで空いている人など色んなファッションの方がいて、
愉しめました。
それっぽいなぁと思ったり、目のやり場に困ったり。
僕はタキシード姿はお褒め頂いたものの、
仕事を優先させて美容院行けてなくて、
何人かから突っ込み頂きました・・・。
香水も付け忘れてたしな。気を付けよう。


主催の人が面白くて、
70年代のマフィアというかダンディそのもののような人。
主催挨拶の後に、
皆の前でライトアップされながら女性とダンスしていたのは印象的だった。
かっこいい。
誰かが山城信吾さんに似てるとか言ってたな。

社交場が好きなだけあって、
セルフプロデュースが上手い。

そんな人がプロデュースしているパーティなので、
社交の場としての質は高くて、
美味しいワイン、美味しい料理、音楽、ダンス、シガー、会話、ファッションなど、
愉しめる幅は広かったです。


ただどんなパーティも人に依存するんですよね。
ホテルオークラめ。
一つ頭にきたのがワインのサービス。
サービスマンがワインを知らないようで、
温度管理はできてない。開かせてる途中にワインを注ぐなど、
素晴らしいサービスを受けました。
マニュアルにするのが難しいのは頭でわかってるんだけどね。
良いワインだっただけにワインに申し訳なくて。
ちなみに出ていたワインは確認し忘れたのだけど、
香りはここ辺りな感じでした。
BOURGOGNE Cote d'Or
Cote de Nuits Gevrey-Chambertin 2000年前後
Cote de Beaune Chassagne-Montrachet 2000年前後

ニューオータニのサービスもあまり好きじゃないのだけど、
オークラのサービスも好きじゃないな。
ホテルによってはとても良いサービスを提供してくれるという話も聞くけど。


パーティには紅白に出演するのが決まったテノール歌手さんなんかが来ていて、
唄いながら主催者の古希のお祝いをしていました。
声が楽器のように鳴り響いていて、
声楽の基礎がしっかりと構築されているのが伺えます。
気付いたら聞き入ってました。
晦日が愉しみだ。


最近思うのですけど、
仕事を積み重ねると仕事の関係で素敵な交友関係が築かれ、
遊びや趣味を積み重ねるとその方向で素敵な交友関係が築かれます。

仕事の場合は業界に依存したり、
マーケティングの関係で仲良く出来ないなど、
縛りが多いですが、
遊びの場合は趣味趣向という共通点で繋がるので、
縛りが少ないのが面白いです。
セルフプロデュースが競われるような弱肉強食の側面もある訳ですけど。

構成要素はマーケティングとほぼ同じなので、
法人をマクロとすると個人はミクロってとこでしょうか。

色々考えると現代人って面白いですよね。
上手いこと型にはめられてて。
子どもの頃に似たような仮説を立てていたような・・・。
やり残している宿題が一杯あるな。