【告知】第16回出版UD研究会 シリーズ・わかりやすく伝える(3)

第16回 出版UD研究会のお知らせです。
僕は研究会→懇親会と通して参加の予定です。
よろしくお願い致します。

以降、告知の詳細です。

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第16回出版UD研究会
シリーズ・わかりやすく伝える(3)
ピクトグラムや写真を活用した出版物の可能性
〜文字や話しことばによる理解がむずかしい人のために

■日時:2007年7月15日(日)14:00〜16:30(受付開始:13:30〜)
■ゲストスピーカー:藤澤和子さん(日本PIC研究会代表)
http://www.geocities.co.jp/NeverLand/3740/

話しことばや、文字・文章による理解がむずかしい人と、コミュニケーションしたり、情報を伝える際に、イラストや写真などを活用する方法が有効です。
しかし、食べ物や動物など具体的な事物については、それで事足りるとしても、動詞や形容詞など抽象的な概念も含めて伝えるためには、どうすればよいでしょうか。
駅や交通標識などに使われているピクトグラムは、日常生活上たいへん馴染み深いものですが、知的障害や自閉症などの人のためには、PIC(Pictogram Ideogram Communication)と呼ばれるピクトグラムが使われています< http://pic-com.jp/ >。
今回は、日本ではじめてPICを紹介し、長年にわたり、その普及に取り組まれていらっしゃる藤澤和子さんをお招きして、前半はLLブック(わかりやすい図書)など海外における出版物の事例を実物をまじえながら紹介していただきます。
後半は、日本の出版物や教材などで活用されている事例や有効性などについてお話いただくとともに、ユニバーサルデザインとしての可能性について、一緒に考えていきたいと思います。

※ゲストスピーカー紹介
藤澤和子(ふじさわかずこ)
京都府立向日が丘養護学校教諭、知的障害・肢体不自由児童生徒の言語指導担当。
京都教育大学非常勤講師、教育学博士。
話しことばや文字の使用に困難がある人たちのコミュニケーションを支援するPICシンボルの開発や実践研究を行う。また、知的障害児者にわかりやすい情報提供方法として、マンガシンボルを使ったアニメーションの開発に取り組んでいる。

■今回のデモコーナー
冒頭の25分間(14:05〜14:30)では、関連ソフトなどのデモを行います。
今回は、バリアフリー出版の先駆者・松井進さん(千葉県立中央図書館職員、『盲導犬アンドリューの一日』などの著者)に、バリアフリー出版についてプレゼンしてもらうことに決まりました。特に、今回は新しく発売になった携帯電話バージョンのデモを中心にお願いしています。
▼松井進さんのバリアフリー出版に関するウェブサイト
http://www.dokusho.org/bfs/

■場所:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー13階1133教室
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1/JR中央線・総武線御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口から徒歩3分
東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」2番出口から徒歩3分 /東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1・B3出口から徒歩5分
▼アクセスマップ
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
▼キャンパスマップ
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

■参加費:500円(資料代込み) ※当日、受付でお願いいたします。

■定員100名につき、予約制とさせていただきます。

* 参加希望の方は、希望の回、お名前、所属先(勤務先・学校名など)、連絡先(メールアドレスなど)をご記入のうえ、メール、ファックス、郵便のいずれかでお申し込みください。(先着順。定員になり次第、〆切となりますので、あらかじめご了承ください)
□メールアドレス : sanka@ud-pub.org
□ファックス:03-5988-9161
□郵便: 〒171-0031 東京都豊島区目白3-21-6-101 読書工房内 出版UD研究会事務局宛

*会の終了後、懇親会があります(参加費3000〜4000円の予定)。 詳細は参加申し込みをしていただいた方に後日お知らせします。

*当日はレジュメを用意いたしますが、そのままでは読めない・読みにくい方のために、事前にテキストデータを送付することが可能です。必要な方はお申し込みの際に「テキストデータ希望」とお書き添えください。

*聴覚に障害のある方で、情報保障をご希望の方はあらかじめご相談ください。

◎出版UD研究会について…
http://www.ud-pub.org/
2004年2月開催の「出版物のアクセシビリティを考えるセミナー2004」(主催:公共書館で働く視覚障害職員の会)、2005年2月開催の「出版のユニバーサルデザインフォーラム」(主催:毎日新聞社)を経て、それらの実行委員だった有志メンバー(出版・印刷・デザイン・図書館などの関係者)が、2005年7月よりおよそ月1回のペースで定期開催している研究会。これまで取り上げたテーマは、「拡大教科書の現状と課題」「LD(学習障害)と読書」「公共図書館における読書サポートの可能性」「青空文庫からのメッセージ」「iPodで読書できるか?」「色覚バリアフリー」「著作権保護とフェアユース」「“さわれる本”から“さわる本”をめざして」「DAISYをメインストリームへ」「脳科学で考える“わかりやすさ”“ここちよさ”」「漢点字を知っていますか?」。2006年10月21日(土)には「出版のユニバーサルデザインフォーラム2006」を開催。同日、第1回から第13回研究会の講演内容をまとめた「出版のユニバーサルデザインを考える」(出版UD研究会編/読書工房刊 http://www.d-kobo.jp/ )を刊行。
2007年3月より「わかりやすく伝える」をテーマに奇数月に研究会を開催中。「むずかしい内容をわかりやすいことばで表現する〜知的障害者のための新聞『ステージ』の取り組みから」「映像をことばで表現する〜視覚障害者のための音声ガイド制作の事例から」など。

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告知は以上です。

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